ぶどう畑のさんぽ道

2024/04/02 00:35

2階のワインショップ前のフリースペースですが、ギャラリーとしても、利用可能なスペースにする為、画家の大和田いずみさん、彫金作家の秋濱さんに相談して、ギャラリー用の照明を設置することにしました。

子供の頃、子どもが喜ぶ遊園地などに、家族で行った記憶は全くなく、社会と美術の教師だった父の影響もあってか、美術展や画廊めぐり、寺院や仏閣などに付き合わされる休日だったように思います。

その時は別に楽しいとも思わず、連れて行かれる、という感覚でしたが、大学に通う頃は、一人で美術館や古い建物などを訪れることが多くなりました。

私と妹が家を出てからは、その部屋と応接間をリフォームして、ちょうど、今の2階のセラーとその前のフリースペースを足したくらいの広さでしたが、フローリングのワンルームにして、知り合いの人が描いた絵画や、父も趣味で描いていた油絵や水彩画を展示するようになっていました。

特に展示料などいただかず、作家さんと呼んでよいのか、セミプロみたいな方たちの作品を並べて、それに縁のある人々が集まって、時には音楽なども奏でる人がいたり、お茶を飲んだり、など、のんびりとした、良き時間と空間が流れていました。

今は、父も他界して、そのスペースの利用はしていないようですが、表現する素晴らしさ、人が集う楽しさ、趣味というにはすごすぎる、みたいなのを持っている人って、案外多いのね、と思わされました。

2人の子どもたちが、長男は3歳から、下の娘は、おすわりができる頃から、素材など、自由に使って、描いたり、組み立てたりしてよい、アートケアという、美術教室に通っていました。茅ヶ崎美術館のアトリエを借りて、その当時は制作していました。美術館に月に1回でも通うことができたのは、私にとっても、忙しい毎日の中の、貴重なリフレッシュタイムでした。

自由に製作する中で、使っている色、描いているもの、作っているもの、などから、先生がその子の状況などをお父さんお母さんと話したり、メンタル的なケアもしてくれるというものでした。

本当にこの場に何度救われたことか!!

大人にもあったらよいのになー、とずっと思っていました。

表現するって、とても大切です。

愚痴を言うより、不平不満を言うより、何かをカタチにしてみたり、描いてみたり、表現してみたり。

それを誰かに見てもらうことも、自己肯定感に繋がる、とても大切なことだと思うのです。プロでやっている方たちは、もっともっと複雑な思いもあると思います。

そんな作品たち

ギャラリーぶどう畑のさんぽ道に展示してみませんか?

私は画商ではないので、画廊としての料金はいただきません。

私の仕事は

ワインを伝えること

美味しい体が喜ぶお料理を出すこと

です。

ギャラリーに集まったみなさまで、ワインとお料理をいただきながら、楽しい時間を過ごしませんか?

ギャラリーご利用にあたっては、下記の4つの項目にあてはまる方に、ご利用いただきたいと思っております。

①ワインが好き

②犬が好き

③土日を含めた展示ができる、在廊できる

④店主と気があう?!

展示期間は最長、木曜日から日曜日(水曜日搬入)

土日は含んでいただき、ワインを含むお食事会、ワインの販売会を開くことにご協力ください。

展示作品の販売などに関しましては、作家さんにお任せいたします。

お申し込み、ご利用、お待ちしております🥰✨

作品展の第一回が、オープンイベントとして大和田いずみさんと行う、ご参加のみなさまに制作していただき、展示と鑑賞会、お食事をしていただく4月7日のイベントとなります